会社設立について

こんにちは、速水です。今日は会社設立についてのお話です。

会社というと株式会社を思い起こすと思いますが、合同会社という選択肢もあるのをご存じですか。

最近ではアマゾンや西友など大きな会社も合同会社としていたりなんとなく前よりも聞くようになってきました。

株式会社と合同会社何が違うのか。いろいろ違うところはあるのですが、

皆さんのご興味があるところで、大きな違いといえば設立時や設立後のかかる費用の差だと思います。

たとえば設立費用。（資本金１００万円の場合を想定）

株式会社であれば定款認証のための公証役場への費用（４万２０００円）や法務局に支払う登録免許税（１５万円）が高額なため報酬も含めておおよそ３０万円ほどかかります。

一方合同会社は定款認証が不要であり、登録免許税は６万円なので、これだけでもだいぶお安く設立できるのがお分かりになると思います。

また設立後も株式会社は役員任期がどんなに長くしても最長１０年であり、その都度役員変更登記が必要ですが、合同会社であれば定款に定めなければ任期もなく役員構成が変わらなければ定期的に登記を入れる必要がありません。

さてここまで聞くともはやいいことだらけのようですが、ではデメリットは何かあるのでしょうか。

私が業務を通じて感じるデメリット、それは、合同会社があまりまだ知られておらず、信用を得られづらいということです。

そうするとどんなことが起きるかというと、合同会社で設立したものの、取引をしたい相手から株式会社化するように求められたりすることがあるようです。

結局合同会社設立してもその後株式会社へ組織変更、、、なんてことも。。。そうするとはじめから株式会社設立していた方が安かったなんてことになります。

たとえばはじめから重要な取引先に合同会社でも問題ないか事前に確認したり、そういった取引を想定していない財産管理会社とかであれば、良いのかなぁなんて個人的には思います。

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